2005年 08月 29日
新古書と古書 |
昨日、きょうと過ごしやすかったのだが、夜になって蒸してきた感じがする。
午後、月刊誌のエッセイを入稿してから、休眠させていたシクラメンの球根をほりあげて植え替え、ベランダの植物全部に木酢液を散布した。
先週、散髪した帰りに近所の新古書店に寄り、単行本の100円コーナーを見ていたら、6月に亡くなった倉橋由美子さんの『妖女のように』があったので驚いた。驚いただけじゃなく、買った。「新古書」として見ると100円の価値しかないのだろうが、「古書」としては元値(30年以上前の本だから550円)より高い値がついているはずだと思いネットで調べてみたら、やはり、何倍かの値で売られていた。
他に3冊、計4冊買って、うち2冊を読んだ。『妖女のように』はかなり難しくて、正直、よくわからない部分もあったが、読んでいる時間というか、読みかけの時間というか、途中まで読んで別のことをしているときに、
――これが終わればまたあの本が読める。
と思えるときが幸せだったので、私にとってはいい本だったと言うべきだろう。倉橋さんの『よもつひらさか往還』はとても素敵だったので、またいろいろあの人の本を読んでみたい。
4回中山初日が9月10日。あと2週間を切った。秋競馬の開幕が待ち遠しい。
午後、月刊誌のエッセイを入稿してから、休眠させていたシクラメンの球根をほりあげて植え替え、ベランダの植物全部に木酢液を散布した。
先週、散髪した帰りに近所の新古書店に寄り、単行本の100円コーナーを見ていたら、6月に亡くなった倉橋由美子さんの『妖女のように』があったので驚いた。驚いただけじゃなく、買った。「新古書」として見ると100円の価値しかないのだろうが、「古書」としては元値(30年以上前の本だから550円)より高い値がついているはずだと思いネットで調べてみたら、やはり、何倍かの値で売られていた。
他に3冊、計4冊買って、うち2冊を読んだ。『妖女のように』はかなり難しくて、正直、よくわからない部分もあったが、読んでいる時間というか、読みかけの時間というか、途中まで読んで別のことをしているときに、
――これが終わればまたあの本が読める。
と思えるときが幸せだったので、私にとってはいい本だったと言うべきだろう。倉橋さんの『よもつひらさか往還』はとても素敵だったので、またいろいろあの人の本を読んでみたい。
4回中山初日が9月10日。あと2週間を切った。秋競馬の開幕が待ち遠しい。
by akihiro_shimada
| 2005-08-29 21:28
| プライベート