2006年 06月 15日
ただいま「年譜」を制作中 |
週明けに思い立ち、自分の年譜をつくりはじめた。ブログの「カテゴリ」機能をうまく使い、年代ごとにわけてしまえば楽にできると思ったのだが、最初のひな型づくりが思った以上にメンドクサい。が、それさえやってしまえば更新は楽になるはずだ。
なぜ思い立ったのかというと、
――これまでどんなお仕事をしてきたのですか?
という問いに、今後、いちいち応えなくても済むようにしたかったからだ。
応えずに済むようにするにはふたつの方法があり、ひとつは、そういう質問をするような人には会わないようにすること、つまり、これ以上新しい知り合いをつくらないようにするか、
「これを見てください」
と言えるものをつくるか。
私は後者を選んだ。
ほんの5~6年前までは、どんな著書があって、どんな人たちとつき合いがあり、どのようにお世話になっている……ということを1~2分話せば、氷山の水面下に隠れているキャリアの大部分をかなり妥当に想像してもらえているのが伝わってきたのだが、「ボーダーレス」で、みなが活字を使ってすぐに情報の発信者となれるITが普及した昨今、
――誰それとこういう話をするようになったということは、こんな根回しがあったのかもな……。
だとか、
――×冊の著書が、この出版社からあるということは、まあ、×本くらい雑誌でレギュラーをかかえ、テレビやラジオなんかにもこのくらいは出ているんだろうな。
といったことが、なかなか伝わらなくなってきた。
それが伝わらないのを相手の理解力不足のせいにするのは簡単だが、そうではなく、こちらの説明力不足のせいだと考えるようにして、セコセコと作業を進めている。
張り切ってはじめたのはいいが、初日は自分が成人する前のところで早くもバテてしまった。また、カテゴリーを1年ごとにわけていたのだが、順番に並べられるのは19までで、私は41歳なので、「1964(S39)~1983(S58)」みたいにまとめなおすなどして、余計な時間がかかってしまった。
保存癖がある私は、88年の競馬手帳からこっちの手帳はとっておいてあるのだが、時刻のところを○でかこんであるだけで、場所が書かれていなかったりするのを、当時の掲載誌と対比して、どの取材の約束だったとか、少しずつ解明している。
年譜といっても、基本は、「書いた媒体」「取材対象(人物)」「取材対象(イベントや団体など)」などの箇条書きだ。が、量が膨大なので、手帳と掲載誌のスクラップと名刺ホルダーとを照らし合わせてウンウン唸りながら記憶を呼び起こしている。
今、90年をやっている。誕生日が来て26歳のときだ。武騎手と知り合ったり、「ナンバー」で書きはじめたり、放送作家業として最後のニッポン放送の番組構成をはじめたり、ライター業の中心だった「GORO」の末期だったり……という、きわめつけに慌ただしかった年なので、前後の記憶と記録がゴチャゴチャになってなかなか進まない。
その年譜、こことは別のプロバイダー(ポータルサイトと言うべきなのかも)のブログを使ってつくっている。投稿ボタンを押すたびにPINGが送られてしまうのか、なぜかアクセスip数がかなりある。誰か知り合いが気づいて同時進行で眺めていて、いかにも悪戦苦闘しているふうなので、クスクス笑っているのかも。
なぜ思い立ったのかというと、
――これまでどんなお仕事をしてきたのですか?
という問いに、今後、いちいち応えなくても済むようにしたかったからだ。
応えずに済むようにするにはふたつの方法があり、ひとつは、そういう質問をするような人には会わないようにすること、つまり、これ以上新しい知り合いをつくらないようにするか、
「これを見てください」
と言えるものをつくるか。
私は後者を選んだ。
ほんの5~6年前までは、どんな著書があって、どんな人たちとつき合いがあり、どのようにお世話になっている……ということを1~2分話せば、氷山の水面下に隠れているキャリアの大部分をかなり妥当に想像してもらえているのが伝わってきたのだが、「ボーダーレス」で、みなが活字を使ってすぐに情報の発信者となれるITが普及した昨今、
――誰それとこういう話をするようになったということは、こんな根回しがあったのかもな……。
だとか、
――×冊の著書が、この出版社からあるということは、まあ、×本くらい雑誌でレギュラーをかかえ、テレビやラジオなんかにもこのくらいは出ているんだろうな。
といったことが、なかなか伝わらなくなってきた。
それが伝わらないのを相手の理解力不足のせいにするのは簡単だが、そうではなく、こちらの説明力不足のせいだと考えるようにして、セコセコと作業を進めている。
張り切ってはじめたのはいいが、初日は自分が成人する前のところで早くもバテてしまった。また、カテゴリーを1年ごとにわけていたのだが、順番に並べられるのは19までで、私は41歳なので、「1964(S39)~1983(S58)」みたいにまとめなおすなどして、余計な時間がかかってしまった。
保存癖がある私は、88年の競馬手帳からこっちの手帳はとっておいてあるのだが、時刻のところを○でかこんであるだけで、場所が書かれていなかったりするのを、当時の掲載誌と対比して、どの取材の約束だったとか、少しずつ解明している。
年譜といっても、基本は、「書いた媒体」「取材対象(人物)」「取材対象(イベントや団体など)」などの箇条書きだ。が、量が膨大なので、手帳と掲載誌のスクラップと名刺ホルダーとを照らし合わせてウンウン唸りながら記憶を呼び起こしている。
今、90年をやっている。誕生日が来て26歳のときだ。武騎手と知り合ったり、「ナンバー」で書きはじめたり、放送作家業として最後のニッポン放送の番組構成をはじめたり、ライター業の中心だった「GORO」の末期だったり……という、きわめつけに慌ただしかった年なので、前後の記憶と記録がゴチャゴチャになってなかなか進まない。
その年譜、こことは別のプロバイダー(ポータルサイトと言うべきなのかも)のブログを使ってつくっている。投稿ボタンを押すたびにPINGが送られてしまうのか、なぜかアクセスip数がかなりある。誰か知り合いが気づいて同時進行で眺めていて、いかにも悪戦苦闘しているふうなので、クスクス笑っているのかも。
by akihiro_shimada
| 2006-06-15 14:42
| 業務