2005年 02月 07日
細かい三日坊主 |
名刺の整理で半日がつぶれてしまった。ここ数年は、いただいた名刺を本棚に置いたケースに束ねて入れておき、必要なときにゴソッとつかんでトランプのようにパラパラめくりながら目的の人を探す……というふうにしていた。のだが、椅子をリクライニングさせたとき背もたれが当たってぶちまけたり、ゴワゴワの革ジャンを着たまま横を通ったときに肘がふれてまたぶちまけて逆ギレしたりと、あまりいいことがなかった。
なもんで、5~6年前に買ったバインダー大の名刺ホルダーを引っ張りだし、そこに入れてあった当時の名刺に、最近の名刺を加えていく作業をした。
自分では引きこもりに近い生活をしているつもりでいたのだが、ものすごい数の人と名刺交換をしていた。一冊に500枚くらい入る名刺ホルダーが3冊、ほぼ埋まってしまった。ここに越してから買ったホルダーなので、96年の春以降でこれだけたまったことになる。しかも、クラブなどでもらった名刺は処分し(下戸なので仕事の打ち合わせ以外で行くことはないのデス)、また、異動で所属が変わった人の名刺は古いほうを捨てたりしたのに、これだけの量である。
やはり編集者の名刺がズバ抜けて多く、それと代理店や放送局など執筆以外の仕事をした相手先の名刺だけで一冊が埋まった。
もう一冊は「競馬関係」「ライター他」「カメラマン」。で、最後の一冊は「海外」「取材対象」「知人他」というタイトルが背に書いてある。その最後の一冊には細かくインデックスがついていて、「海外競馬」「アジア」「旅・店」「クルマ」「取材対象」「知人・他」となっている。「旅・店」は旅行代理店や美味しかったレストランなどである。この分類をしたのは前に名刺の整理をしたときだ。
我ながら細かいな、と思う。O型なのによくA型に間違えられるのは、こういう部分のせいだ。特に仕事では細かいことにうるさくて嫌がれているのはわかっているのだが、直らない。子どものころ、夏休みの計画表にトイレに行く時間まで書き込み、計画表づくりだけに数日かけて、それを実行するころには疲れてしまうタイプだった。細かいくせに三日坊主なんである。いや、細かいから、だろうか。
こういう性格の人間が陥りやすいのは、何かをしているうちにいつの間にか目的がすりかわってしまうことだ。名刺を整理して、連絡事項をスムーズにすること、あるいはいろいろな人とコンタクトすることが本来の目的なのに、整理そのものが目的になってしまう。
現に、整理を終えた今の私は非常に大きな充足感につつまれている。「終わったァ~」という感じで、清々しくさえある。その妙な感覚を風呂で洗い流して、明日、いろいろな人に連絡しなくては。
なもんで、5~6年前に買ったバインダー大の名刺ホルダーを引っ張りだし、そこに入れてあった当時の名刺に、最近の名刺を加えていく作業をした。
自分では引きこもりに近い生活をしているつもりでいたのだが、ものすごい数の人と名刺交換をしていた。一冊に500枚くらい入る名刺ホルダーが3冊、ほぼ埋まってしまった。ここに越してから買ったホルダーなので、96年の春以降でこれだけたまったことになる。しかも、クラブなどでもらった名刺は処分し(下戸なので仕事の打ち合わせ以外で行くことはないのデス)、また、異動で所属が変わった人の名刺は古いほうを捨てたりしたのに、これだけの量である。
やはり編集者の名刺がズバ抜けて多く、それと代理店や放送局など執筆以外の仕事をした相手先の名刺だけで一冊が埋まった。
もう一冊は「競馬関係」「ライター他」「カメラマン」。で、最後の一冊は「海外」「取材対象」「知人他」というタイトルが背に書いてある。その最後の一冊には細かくインデックスがついていて、「海外競馬」「アジア」「旅・店」「クルマ」「取材対象」「知人・他」となっている。「旅・店」は旅行代理店や美味しかったレストランなどである。この分類をしたのは前に名刺の整理をしたときだ。
我ながら細かいな、と思う。O型なのによくA型に間違えられるのは、こういう部分のせいだ。特に仕事では細かいことにうるさくて嫌がれているのはわかっているのだが、直らない。子どものころ、夏休みの計画表にトイレに行く時間まで書き込み、計画表づくりだけに数日かけて、それを実行するころには疲れてしまうタイプだった。細かいくせに三日坊主なんである。いや、細かいから、だろうか。
こういう性格の人間が陥りやすいのは、何かをしているうちにいつの間にか目的がすりかわってしまうことだ。名刺を整理して、連絡事項をスムーズにすること、あるいはいろいろな人とコンタクトすることが本来の目的なのに、整理そのものが目的になってしまう。
現に、整理を終えた今の私は非常に大きな充足感につつまれている。「終わったァ~」という感じで、清々しくさえある。その妙な感覚を風呂で洗い流して、明日、いろいろな人に連絡しなくては。
by akihiro_shimada
| 2005-02-07 23:00
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