2007年 08月 19日
競馬再開の時期 |
木曜日の午前中、私に馬インフルエンザの発生を知らせてくれた方々は、
「競馬が中止になる見通しです」
「少なくとも最低3週間は開催できないのではという情報があります」
との見通し、情報も同時に伝えてくれた。
ところが、その日の午後、JRAの会見に行くと、農水省との折衝とかでスタートが1時間半近く遅れたうえに、「中止発表会見」だと思っていたら、開催にむけて動いている、という説明がなされた。
しかし、翌金曜日には一転、週末の競馬は中止という発表。
前日の会見では「感染馬は〝散見〟されるという状況なので、開催に重大な支障はきたさない」との判断を強調していたが、今度は「拡大基調にある」とのことだった。
その会見で、こんな質問をした人がいた。
―― 来週以降もまた、木曜日あたり説明の会見をして、金曜日に中止発表……ということを繰り返すのですか?
もちろんJRAサイドは「その通りです」とは答えなかった。が、現状と「主催者は基本的に開催を目指す」というスタンスをかんがみるに、とりあえず特別登録などをして翌週の競馬ができる準備をしておいて、タイムリミットが来るギリギリまで収束を待って、ダメならまた直前に中止発表……ということになるだろう。
さらに、昨日、土曜日には大井競馬場で「開催中止会見」が行われたのだが、インフルエンザかと疑われていた馬は陰性だった。時期が時期だけに慎重になるにこしたことはないのだが「中止損」という側面もあり、それを金額にすると20億円というからブッたまげた。
発生源や感染ルートなどについても、いろいろなところでいろいろな人と話しているうちに、重なる情報が出てきたりして、自分のなかでなんとなく見えてはくるが、憶測の域を出ない。会見で何度も出てきた「疫学的調査」の結果を待つよりほかない。
今回の一連の流れにおいて、何人かの方々とともに先の予想をしながら動いてきたのだが、十数時間後、数日後の予想、見立てをことごとく当てた人の見解では、「中山開催までに再開できればいいほうだろう」とのこと。9月8、9日の中山開幕から再開できたとすると、当初、私に発生を知らせてくれた方が得た情報と同じ3週間の休み、ということになる。
収束宣言がなされる前に「馬の移動をJRAの施設内に限る」という措置が解除されるのか、それともそれらは同時になるのかも、まだ明らかになっていない。
さて、凱旋門賞参戦を表明しながら罹患したメイショウサムソンについても情報が錯綜している。
動きを見守るしかない立場からの勝手な推測だが、陣営が最後まで参戦を目指す限り、本番だけなら間に合うのではないか。去年のディープと同じ扱いだとしたら、フランスに入ったらそのままシャンティーの厩舎に行けるのだし。
きのうの日記にも書いたように、私個人にも影響が出てきている。
来週月曜発売予定だった「週刊競馬ブック」が休刊となり、次号に掲載予定だった連載エッセイも、いつまでかもハッキリしない状態でお休みになった。
なので、ここに、本来ならそのエッセイに書くようなことをあれこれ書くことになった。
収束宣言とサムソンの動きによって、私の秋の身の振り方が決まる。
話はがらっと変わるが――。
きょう、我が軍が、今シーズン初のサヨナラ勝ちをおさめた。
私は以前から、高橋、谷の1、2番には反対だった。得点圏打率があんなに高い打者を1番にしておくのも、打率はいいのに送りバントがあんなにヘタな打者を2番にするのも相手を喜ばせるだけだ。いつも、私は、谷がスイングするときの左足のつま先をチェックポイントにしていたのだが(体のひらきを見るうえで)、きょうのように1番になれば、ときには強引な振りも武器になって敵の脅威になるだろう。それに、ホリンズを使うなら矢野を先発にしたほうがいい。レッドソックスのガニエほどじゃないが、ホリさんには、ちょっと休んでいてもらいたい。
といったことは、いいときに言っておかないとグチになるから今言った。
「競馬が中止になる見通しです」
「少なくとも最低3週間は開催できないのではという情報があります」
との見通し、情報も同時に伝えてくれた。
ところが、その日の午後、JRAの会見に行くと、農水省との折衝とかでスタートが1時間半近く遅れたうえに、「中止発表会見」だと思っていたら、開催にむけて動いている、という説明がなされた。
しかし、翌金曜日には一転、週末の競馬は中止という発表。
前日の会見では「感染馬は〝散見〟されるという状況なので、開催に重大な支障はきたさない」との判断を強調していたが、今度は「拡大基調にある」とのことだった。
その会見で、こんな質問をした人がいた。
―― 来週以降もまた、木曜日あたり説明の会見をして、金曜日に中止発表……ということを繰り返すのですか?
もちろんJRAサイドは「その通りです」とは答えなかった。が、現状と「主催者は基本的に開催を目指す」というスタンスをかんがみるに、とりあえず特別登録などをして翌週の競馬ができる準備をしておいて、タイムリミットが来るギリギリまで収束を待って、ダメならまた直前に中止発表……ということになるだろう。
さらに、昨日、土曜日には大井競馬場で「開催中止会見」が行われたのだが、インフルエンザかと疑われていた馬は陰性だった。時期が時期だけに慎重になるにこしたことはないのだが「中止損」という側面もあり、それを金額にすると20億円というからブッたまげた。
発生源や感染ルートなどについても、いろいろなところでいろいろな人と話しているうちに、重なる情報が出てきたりして、自分のなかでなんとなく見えてはくるが、憶測の域を出ない。会見で何度も出てきた「疫学的調査」の結果を待つよりほかない。
今回の一連の流れにおいて、何人かの方々とともに先の予想をしながら動いてきたのだが、十数時間後、数日後の予想、見立てをことごとく当てた人の見解では、「中山開催までに再開できればいいほうだろう」とのこと。9月8、9日の中山開幕から再開できたとすると、当初、私に発生を知らせてくれた方が得た情報と同じ3週間の休み、ということになる。
収束宣言がなされる前に「馬の移動をJRAの施設内に限る」という措置が解除されるのか、それともそれらは同時になるのかも、まだ明らかになっていない。
さて、凱旋門賞参戦を表明しながら罹患したメイショウサムソンについても情報が錯綜している。
動きを見守るしかない立場からの勝手な推測だが、陣営が最後まで参戦を目指す限り、本番だけなら間に合うのではないか。去年のディープと同じ扱いだとしたら、フランスに入ったらそのままシャンティーの厩舎に行けるのだし。
きのうの日記にも書いたように、私個人にも影響が出てきている。
来週月曜発売予定だった「週刊競馬ブック」が休刊となり、次号に掲載予定だった連載エッセイも、いつまでかもハッキリしない状態でお休みになった。
なので、ここに、本来ならそのエッセイに書くようなことをあれこれ書くことになった。
収束宣言とサムソンの動きによって、私の秋の身の振り方が決まる。
話はがらっと変わるが――。
きょう、我が軍が、今シーズン初のサヨナラ勝ちをおさめた。
私は以前から、高橋、谷の1、2番には反対だった。得点圏打率があんなに高い打者を1番にしておくのも、打率はいいのに送りバントがあんなにヘタな打者を2番にするのも相手を喜ばせるだけだ。いつも、私は、谷がスイングするときの左足のつま先をチェックポイントにしていたのだが(体のひらきを見るうえで)、きょうのように1番になれば、ときには強引な振りも武器になって敵の脅威になるだろう。それに、ホリンズを使うなら矢野を先発にしたほうがいい。レッドソックスのガニエほどじゃないが、ホリさんには、ちょっと休んでいてもらいたい。
といったことは、いいときに言っておかないとグチになるから今言った。
by akihiro_shimada
| 2007-08-19 23:59
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