再来週、9月20日発売予定の競馬ミステリー第3弾『ジョッキーズ・ハイ』(集英社文庫)の書影が、アマゾンで公開されていたので、ここと自分のサイト
「島田明宏web事務所」にもアップする。
ストーリーは――。
地方の北関東競馬で禁止薬物事件が続発する。
私怨か、愉快犯か、それとも……。
中堅だが三流騎手の一色純也が、恋人の売れっ子競馬ジャーナリスト、夏山沙耶香とともに犯人探しを始める。
北関東競馬の存続問題に発展しそうななか、純也は危機感を覚え、自身の立ち位置を見つめなおす。その過程で、デビュー以来初めて経験する好調の波が訪れる――。
2018年に岩手競馬で発生した禁止薬物事件を念頭に書きはじめた。
ドーピング対策などについて、JRA獣医課に取材した直後に、今度はJRAで禁止薬物摂取の可能性があるとして大量の出走除外馬が出た。
解説と帯の推薦文は30年来の付き合いになる「コビさん」こと小檜山悟調教師。コビさんの厩舎の馬も除外になった。
よく混同されるのだが、岩手で検出されたのはアナボリックステロイド(筋肉増強剤)で、JRAで問題になったのは興奮剤である。
それはいいとして、我が軍について。
言い出すと長くなるので、要点のみ。
原監督は、同点で小林を下ろしてサヨナラ負けを繰り返したことを忘れたのか。昨日もコバちゃんを替えたことが、ゲレーロのホームランで勝因になりかけ、結局敗因になった。
相手の嫌がることをするのがスポーツの基本だ。ワンバウンドの処理能力が高いコバちゃんだと、特に中川のピッチングの幅がひろがる。古田と桑田がひとつ覚えの解説でコバちゃんのキャッチングにケチをつけるが、同じことをMLBのモリーナに言えるのだろうか。
炭谷は人柄がよさそうなので嫌いではないのだが、彼と、大城を主に使っていたら、ベイや広島に逆転優勝の芽が出てくる。
あとで、結果論を言ったと思われないよう、今書いておく。以上。